2017年 03月 20日 ( 1 )

グラスに生けた花咲くアーモンドの小枝

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この連休は、
ずっと行きたかった
"ゴッホとゴーギャン展"――へ
行ってきました*


すごいひと!!
(混雑)

もうすこしゆっくり、落ち着いてみたかったなァ――。

あまりのひとの多さに
後ずさりしたくなりましたが。




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2つの、自画像。



「ひまわりを見ると、君を想い出す」


「君のために、椅子を買った」




愛知県美術館が起用した、この2つの文章が

会場を後にするとき、
(絵とともに)
とても心に沁みこんで来る。

素晴らしい文章。



見終えたあと――。

とっても
遣る瀬なく、
なんとも暗い気持ちになったけれど。

2人の
「黄色い家」の2ヶ月、には。

ほんの僅かな、希望も在った‥と、信じて。




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「グラスに生けた花咲くアーモンドの小枝」
1888年3月、アルル
フィンセント・ファン・ゴッホ
Vincent van Gogh



会場中の全作品のなかで、

わたしは
これがいちばん、好きでした。



あたたかくて
やわらかくて

すこし、

涙が出そうになった。








**

結局は破局(破綻)して
しまったけれど、

ほんとうは、
こころから好き同士だった2人。

ゴッホとゴーギャンの何通もの手紙のやり取りは
親愛と、
「心の握手」そのものでした。




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「ゴーギャンの肘掛け椅子」
1988年11月、
フィンセント・ファン・ゴッホ
Vincent van Gogh




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「ファン・ゴッホの椅子」
1889年
フィンセント・ファン・ゴッホ
Vincent van Gogh



ふたりが暮らした「黄色い家」で
ゴッホは、
自分にはシンプルな椅子を。

ゴーギャンには尊敬の念を込めて
肘付きの椅子を用意。

「二人の椅子」は、

そんな、2人の関係を、象徴――。




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「ひまわり」
1888年、
フィンセント・ファン・ゴッホ
Vincent van Gogh




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「肘掛け椅子のひまわり」
1901年、タヒチ
ウジェーヌ・アンリ・ポール・ゴーギャン
Eugène Henri Paul Gauguin




会場を出る、ラストの絵が、これでした。


悲劇に終わってしまった2人の関係
だったけれど、

ゴーギャンから、ゴッホへ。

亡き友人への賛辞を込めた、この1枚――。


ゴッホ亡き後から11年も経ったあとに描かれたこの絵に

胸が、
ぎゅっとしました*




(☆追記、)

晩年、
ゴーギャンは‥
"フィンセント"と発するときの
声が優しい、って
言われてたらしい。

愛だなぁ、




「ゴッホとゴーギャン展」


とても、
よかったです。






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by allofmefor-8 | 2017-03-20 17:52 | 1000のだいすき* | Comments(0)